二日酔いはなぜ起こる?忘年会前に知っておきたい酵素とアルコールの関係性

酵素本来の力を活かした製法と技術から生まれた新谷酵素『夜遅いごはんでも』。長年にわたる研究の末、独自技術で誕生した“活きている酵素”がもつ酵素の働きで、「食べてキレイに、食べて美味しく」食事を通してキレイを届けることを実現しました。

ここでは、その酵素本来の働きにフォーカス。酵素の基本的な働きや身体の内側からキレイになれるインナービューティケアに役立つ情報をご紹介していきます。

第五回目は「酵素とアルコール」。これからの年末年始の飲み会シーズンに向けて、二日酔いが起こる原因から対策まで、酵素とアルコールの関係について紹介します。

二日酔いの原因は・・・?

アルコールを分解する酵素

いよいよ始まる忘年会シーズン。

みんなで集まり、テーブルを囲んで美味しいご馳走を食べながら一年の疲れを労わりあう楽しい時間。そんな忘年会に欠かせないのがお酒です。年末の特別な空気についつい羽目を外して飲みすぎると、辛いのが翌日の二日酔い。この二日酔いさえなければ、お酒の席をもっと楽しめるのにと思っている人も多いのではないでしょうか。

実はこの二日酔い、酵素の不足が原因でした。
お酒を飲むとなぜ酵素は足りなくなってしまうのでしょうか。

その理由は、アルコール分解のプロセスにあります。

アルコールはまず胃や小腸から吸収され、血流に乗じて肝臓まで運ばれます。肝臓に到達したアルコールはアルコール脱水酵素(ADH)やミクロゾームエタノール酸化系酵素(MEOS)といった体内酵素の働きにより、アセトアルデヒド(※)に分解されます。

※アセトアルデヒド…顔面紅潮、吐き気、頭痛、動悸、頻脈など飲酒時の不快な症状を引き起こす毒性の強い物質

さらに、このアセトアルデヒドをアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が酢酸へ変換し、さらに水と二酸化炭素までに分解して、汗や尿、呼気などから外に排出すればアルコール分解が完了となるわけですが、問題は、この解毒サイクルが一回では終わらないというところにありました。

肝臓を一度通過したくらいでは、アルコールをすべて無害化することはできません。一度目で分解しきれなかったアルコールは血中に残り、再度体内をめぐってまた肝臓を目指します。そしてまた最初から解毒がはじまるわけですが、体内からアルコールがなくなるまで何度も解毒サイクルは繰り返され、その度に大量の酵素が失われてしまうのです。

また酵素が使われるのは、解毒の工程だけではありません。アセトアルデヒドの毒素に対抗するため細胞から大量の活性酸素が発生するとき、この活性酸素の中和にもまた大量の酵素が必要となります。

アルコールを飲むと、食べ物の消化が悪くなる

では、お酒を飲んだときに具合が悪くならない人はアルコール分解がスムーズなのでしょうか?

アルコールを分解する体質は、その人の持つ分解酵素のタイプ別に3つに分けられます。

まず一つ目は、
お酒が全く飲めない不活性型。

二つ目は、
飲むと顔が赤くなってしまう低活性型。

三つ目は、
お酒に強い活性型。

しかし、残念なことに日本人の約半数は不活性型と低活性型、お酒に強い民族ではないのです。そして持って生まれた体質は変わることはありません。訓練すればある程度はお酒が飲めるようになりますが、それは体質が活性型に変化したわけではなく、お酒を飲み続けることで、体の反応が早くなり体内酵素の多くがアルコール分解に優先的に回されるようになるから。そうやって、酵素を大量に消費したツケこそが、二日酔いなどの症状です。頭痛や吐き気までいかなくても、飲んだ次の日にお腹の調子が悪くなる経験をした人は少なくないはず。

このお腹の不調は、アルコール分解で酵素を大量消費してしまったことで消化酵素が足りなくなったせいだと考えるのが新谷博士です。

二日酔いを防ぐためにはどうしたら?

新谷博士は著書の中で「お酒は大量の酵素を消費する最悪の生活習慣である」と断じています。少量のお酒は血管を広げ、血行をよくすると言われていますが、アルコールによって血管が広がるのはわずか2、3時間だけのこと。しかも急激に広がった血管はその反動で収縮してしまうため、結果、栄養物の吸収や、老廃物の排出ができなくなってしまうからです。

さらに酵素というのは量に限りがある消耗品。アルコール分解のような負荷の高いものにバンバン使ってしまってはあっという間になくなってしまうので、もったいないのです。

だからこそ、お酒を楽しむためには節度と酵素が欠かせません

そして飲むときは「酵素を補給しながら」が大切。おつまみにはぬか漬けやべったら漬け、キムチ、納豆などの発酵食品がおすすめ。また、酵素サプリなどをあらかじめ摂取するのも良いでしょう。

節度と酵素を欠かさなければ、二日酔いになる心配もいりません。

人生とお酒を長く元気に楽しむためにも、飲む量はほどほどにしなくてはいけません。その上で、アルコールを飲むときは酵素がどんどん使われていることを忘れずに、外からマメに補うようにしてください。また、普段から生活習慣に気を付けて、酵素の無駄遣いを減らして酵素貯金しておくことも大切です。

text by 松本 愛
illustration by 横山 さと
出典:新谷弘実(2013)男が20歳若返る食べ方
新谷弘実(2005)病気にならない生き方

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