Column
2019.12.4
パーティやケータリングにおすすめレシピ!おしゃれで簡単フィンガーフード3種
パーティやイベントのケータリングには、おしゃれで簡単な「フィンガーフード」がおすすめ。手軽に作れて、見た目もおしゃれなフィンガーフードは、パーティのおもてなしの一品にぴったり!また、一口で食べやすく、少しずついろいろなものが食べられるので、とくに女性のパーティで大人気です。
今回は、そんなフィンガーフードの中から簡単でヘルシーなピンチョスレシピをご紹介。レシピを教えてくれたのは、ファッション&ライフスタイルプロデューサーとして活躍するAtsushiさん。野菜ソムリエプロや漢方養生指導士初級の資格を持つAtsushiさん監修のピンチョスは、美肌・アンチエイジング・むくみ解消と美容効果がてんこ盛り。美味しいだけでなくキレイになれる、ワンランク上の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?
美肌効果抜群「さつまいもピンチョス」
ビタミンCが豊富なさつまいもと、整腸作用に優れた発酵食品のクリームチーズを使用した、美肌+腸活のWの効果が嬉しい「さつまいもピンチョス」。ビタミンCは熱に弱いという特徴がありますが、さつまいものビタミンCはデンプンに包まれているため熱に強く、ゆっくりと加熱することで甘くより美味しくなります♪
<材料(各適宜)>
・さつまいも
・クリームチーズ
・ひよこ豆(缶詰)…100g
★オリーブオイル…小さじ2
★チューブニンニク…少々
★塩…少々
★レモン汁…少々
<作り方>
1. さつまいもは蒸し器で、20分ゆっくりと加熱する。
POINT✔︎ さつまいもは蒸し器で加熱することで、甘みが出て味わいに深みが出ます。
2. ひよこ豆をフードプロセッサーやすり鉢でマッシュして、★の調味料と混ぜ合わせペースト状にする。
3. 蒸したさつまいもとクリームチーズを正方形にカットし、ひよこ豆のペーストを添えれば完成!
POINT✔︎ クレソンやチャービルなどの小さめの葉っぱを盛り付けると、彩りが増してさらにおしゃれ感がアップします。
Atsushiさんコメント
「一見、糖質が高く太りやすいと思われがちなさつまいもですが、ヤラピンという成分が豊富に含まれていて、血糖値の急激な上昇を抑えコントロールしてくれるので、太りにくくダイエットにおすすめです。また、ひよこ豆はエストロゲンという女性ホルモンが含まれているので、更年期障害にも良いと言われています。食物繊維が豊富なさつまいもは腹持ちが良く、クリームチーズとも相性抜群!さつまいもの代わりに、市販の干し芋にクリームチーズをつけるのも手軽でおすすめですよ。」
アンチエイジング「サーモンピンチョス」
アンチエイジングに効果的なアスタキサンチンをたっぷり含んだサーモンと、食物繊維が豊富なライ麦パンを使用した、アンチエイジングに加えて食物繊維で便秘解消にも効果が期待できる「サーモンピンチョス」。カットしてのせるだけの簡単な工程なので、まな板ひとつで完結するのもうれしい簡単&時短レシピです♪
<材料(各適宜)>
・サーモン
・ライ麦パン
・クリームチーズ
・ケッパー
・大葉
<作り方>
1. ライ麦パンを食べやすい大きさにスライスする。
2. スライスしたライ麦パンの上に、サーモン、クリームチーズをのせ、形を整える。
3. 最後にケッパーと大葉の千切りを添えて完成。
POINT✔︎ 清涼感のあるケッパーと大葉を添えることで味のアクセントに。大葉は千切りにすることで香りが立ち、料理を引き立ててくれます。
Atsushiさんコメント
「サーモンは、川の上流で生まれ大海原に流れて大きく育ち、最後は自分の生まれた上流の川に戻る、という習性があるのですが、流れに逆らって川を登る時に体内で活性酸素が大量に発生されます。活性酸素が細胞を傷つけ死に至るまで大量に生産されるので、それを防ぐためにサーモンはエサとして蟹や海老など、アスタキサンチンを持っている赤い生き物を食べながら、自分の体もどんどん赤くして活性酸素に負けない体を作ります。サーモンは、元々白いお魚なのですが、その成長過程を経て、抗酸化成分のアスタキサンチンがたっぷり入った真っ赤なサーモンに育つんですね。お魚を食べるなら絶対、サーモンがおすすめです。」
むくみスッキリ「トウモロコシピンチョス」
むくみ解消の効果が期待できるカリウムと食物繊維が豊富なトウモロコシを使用した、むくみ解消+腸活のW効果が嬉しい「トウモロコシピンチョス」。トウモロコシは葉っぱのまま電子レンジでチン出来るので、ラップいらずの時短食材。茹でてしまうと脂溶性ビタミンが茹で汁に溶け出してしまうので、電子レンジを使用することで、より美容効果がグンっとアップします♪
<材料(各適宜)>
・トウモロコシ
・きゅうり(みじん切り用/土台用)
・そら豆
・すりごま
★アンチョビ…少々
★味噌…少々
<作り方>
1. トウモロコシはひげをカットして葉をつけたまま、500Wのレンジで3分加熱する。加熱したら葉を剥いで、可食部を一口サイズにカットする。
2. そら豆は皮をむき塩茹でしておく。茹でたそら豆ときゅうりを一緒にみじん切りにして、★を混ぜ加えペースト状にする。
3. 一口サイズにカットしたきゅうりの上に、トウモロコシと2をのせて、最後にすりごまをふって完成。
Atsushiさんコメント
「トウモロコシは足が速いので、購入したらすぐに電子レンジで加熱することをお勧めします。放って置くとすぐに劣化してしまうので、加熱処理をしておくだけでも栄養素がキープされます。また、トウモロコシは糖質が気になる……と言われる方が多いのですが、100gのうち15g程度(お茶碗一杯のごはんで100gのうち55g)と、実は糖質成分はそんなに多くは無いんです。それよりも食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富と栄養価がすごく高いので、気にしていたら勿体ないですよ!」
栄養価の高い素材をバランス良く使用したピンチョスは、おしゃれで美味しいだけでなく美腸にも効果的!ヘルシーなピンチョスで楽しくを腸ケアを試してみてはいかがでしょうか?
recipe by Atsushi
edit by 食べてキレイに 編集部
photo by 佐藤大輔
Profile
Atsushi
ファッション&ライフスタイルプロデューサー
ディーゼル、D&G、ヴェルサーチのPRを経て、フリーランスとして独立。
オーストラリアで修得した堪能な英語力、豊かな海外経験を活かしファッション業界の第一線で活躍。
ファッションの歴史やトレンド、美容、食についても豊富な知識を持つ。
現在は、ファッション&ライフスタイルプロデューサーとして数多くのプロデュースアイテムを発表し、
TV、雑誌、イベント、ラジオなど幅広く活躍中。集英社「マリソルオンライン」ではレシピ連載を
2010年より開始、7年続く人気連載に。 2015年野菜ソムリエプロ、漢方養生指導士初級の資格を習得。
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